こんれい

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名こんれい;婚礼
+項目名(旧かな)
+表記婚礼
TitleKonrei
テキスト内容 結婚の儀式。万葉集16-3804の序に「昔壮子あり、新しく婚礼を成す」とあり、16-3805までの歌群は、新婚の男女がテーマの歌物語となっている。新婚早々であった若い夫が遠くに派遣されてしまい、妻と別れ別れになってしまった。妻は嘆き悲しみ、病に倒れた。数年後に夫が戻ってきた時には、妻の容貌はやせ衰え、むせび泣くばかりである。そこで夫は、悲しみ嘆き大声で歌を吟じ、それに対し妻も歌を返した。また上代文献において、「婚礼」の用例は、この1例のみである。「婚礼」といっても、当時の結婚の儀式がどのようなものであるのかは不明であり、「婚礼」が結婚を意味する言葉として用いられた可能性もある。結婚や婚姻を表す場合は、通常「よばふ」が用いられ、万葉集12-2906では「よばひ」に、「結婚」の文字を用いている。この用字は、当時の結婚の実態が、妻問婚であったことを示している。中国の『礼記』に「婚礼者将合二姓之好」「夫婚礼万世之始也」などとあり、「婚礼」という用語は、中国制度の影響を受けたものと思われる。
+執筆者倉住薫
+参考文献
-68547402009/07/06hoshino.seiji00DSG000373こんれい;婚礼Konrei 結婚の儀式。万葉集16-3804の序に「昔壮子あり、新しく婚礼を成す」とあり、16-3805までの歌群は、新婚の男女がテーマの歌物語となっている。新婚早々であった若い夫が遠くに派遣されてしまい、妻と別れ別れになってしまった。妻は嘆き悲しみ、病に倒れた。数年後に夫が戻ってきた時には、妻の容貌はやせ衰え、むせび泣くばかりである。そこで夫は、悲しみ嘆き大声で歌を吟じ、それに対し妻も歌を返した。また上代文献において、「婚礼」の用例は、この1例のみである。「婚礼」といっても、当時の結婚の儀式がどのようなものであるのかは不明であり、「婚礼」が結婚を意味する言葉として用いられた可能性もある。結婚や婚姻を表す場合は、通常「よばふ」が用いられ、万葉集12-2906では「よばひ」に、「結婚」の文字を用いている。この用字は、当時の結婚の実態が、妻問婚であったことを示している。中国の『礼記』に「婚礼者将合二姓之好」「夫婚礼万世之始也」などとあり、「婚礼」という用語は、中国制度の影響を受けたものと思われる。374こんれい婚礼倉住薫こ1

PageTop