こも

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名こも;薦
+項目名(旧かな)
+表記
TitleKomo
テキスト内容湖や沼などの水辺の岸辺に群生して生えるイネ科の多年生の草。葉は筵・枕・畳を編むのに用い、種子や新芽は食用とした。「たたみ薦」で平群にかかる枕詞として用いられる(景行記、雄略記、16-3843)。他にも「ま薦」「み薦」「刈薦」「薦畳」「薦枕」「若薦」「食薦」などの形で用いられる。万葉集には、薦を刈るところから発想する表現が多い。「刈薦の(思ひ)乱れ」の形で、刈り取って散らばっている薦の様子に、恋をして心が狂おしく乱れる様子として喩えている(4-697、11-2764など)。また譬喩歌では、「美しい入り江の薦に標しを付けた時から自分のものだと思っている。まだ刈り取ってはいないけれども」(7-1348)と、恋する相手に薦を喩え、刈り取ることを恋の成就に喩えている。薦は食用であり敷物の材料としても用いられ、人々にとっては身近な植物であった。日常的な植物であったため、恋歌の表現として多用されたのであろう。
+執筆者倉住薫
+参考文献
-68543402009/07/06hoshino.seiji00DSG000369こも;薦Komo湖や沼などの水辺の岸辺に群生して生えるイネ科の多年生の草。葉は筵・枕・畳を編むのに用い、種子や新芽は食用とした。「たたみ薦」で平群にかかる枕詞として用いられる(景行記、雄略記、16-3843)。他にも「ま薦」「み薦」「刈薦」「薦畳」「薦枕」「若薦」「食薦」などの形で用いられる。万葉集には、薦を刈るところから発想する表現が多い。「刈薦の(思ひ)乱れ」の形で、刈り取って散らばっている薦の様子に、恋をして心が狂おしく乱れる様子として喩えている(4-697、11-2764など)。また譬喩歌では、「美しい入り江の薦に標しを付けた時から自分のものだと思っている。まだ刈り取ってはいないけれども」(7-1348)と、恋する相手に薦を喩え、刈り取ることを恋の成就に喩えている。薦は食用であり敷物の材料としても用いられ、人々にとっては身近な植物であった。日常的な植物であったため、恋歌の表現として多用されたのであろう。370こも薦倉住薫こ1

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