からたま
| 大分類 | 万葉神事語辞典 |
|---|---|
| 分野分類 CB | 文学 |
| 文化財分類 CB | 学術データベース |
| 資料形式 CB | テキストデータベース |
| +項目名 | からたま;唐玉 |
| +表記 | 唐玉 |
| Title | Karatama |
| テキスト内容 | 唐や朝鮮から渡来した珠玉。また美しい玉。「カラ」はもともと朝鮮半島の中南部に散在していた小国家群を指す。それが朝鮮半島全体ひいては中国を表す語となり、良質の舶来品にカラを付した。万葉集の「世間の住り難きを哀しびたる歌」には「少女らが 少女さびすと 唐玉を 手本に纏かし 同輩児らと 手携りて 遊びけむ 時の盛りを」(5-804)とあり、若くて可愛い女の子たちが着飾り、美玉を手に巻いて遊んでいる姿が詠まれている。カラ玉を身につけるのは、古代では最先端のファッションであった。 |
| +執筆者 | 鈴木道代 |
| コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
| 資料ID | 31917 |
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