かむから

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名かむから;神から
+表記神から
TitleKamukara
テキスト内容神の性質。神の意志。「から」は「柄」とも書かれ、その物にある性質、性格、本性という意である。万葉集に、立山に降る雪は常夏に見てもあきないのは「神からならし」(17-4001)と詠まれるように、立山が神の性質を備えていることを指す。また、「蜻島大和の国は神柄と言挙げせぬ国」(13-3250)とあり、蜻島大和の国は神意のままに、言挙げしない国なのだと詠んでいる。他に「神から」と詠まれるのは「讃岐の国」(2-220)や、「(天皇が滞在される)秋津の宮」(6-907)、「み吉野の滝の河内」(6-910)、「二上山」(17-3985)であり、特別な土地や特別な土地としなければならない処を「神から」と詠んでいる。
+執筆者渡邊明子
コンテンツ権利区分CC BY-NC
資料ID31893
-68457402009/07/06hoshino.seiji00DSG000283かむから;神からKamukara神の性質。神の意志。「から」は「柄」とも書かれ、その物にある性質、性格、本性という意である。万葉集に、立山に降る雪は常夏に見てもあきないのは「神からならし」(17-4001)と詠まれるように、立山が神の性質を備えていることを指す。また、「蜻島大和の国は神柄と言挙げせぬ国」(13-3250)とあり、蜻島大和の国は神意のままに、言挙げしない国なのだと詠んでいる。他に「神から」と詠まれるのは「讃岐の国」(2-220)や、「(天皇が滞在される)秋津の宮」(6-907)、「み吉野の滝の河内」(6-910)、「二上山」(17-3985)であり、特別な土地や特別な土地としなければならない処を「神から」と詠んでいる。284かむから神から渡邊明子か1

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