かみのむた
| 大分類 | 万葉神事語辞典 |
|---|---|
| 分野分類 CB | 文学 |
| 文化財分類 CB | 学術データベース |
| 資料形式 CB | テキストデータベース |
| +項目名 | かみのむた;神の共 |
| +表記 | 神の共 |
| Title | Kaminomuta |
| テキスト内容 | 神と共に。「共」は「みた」ともよまれ、「~と共に」の意。万葉集には「潮干の共」「風の共」「波の共」「君が共」「人の共」など、多く用いられ、「~と共に」「~と一緒に」の意である。ただ、「神の共」は集中孤例であり、田辺福麻呂の「弟の死にけるを哀しびて作る歌」(9-1804)では、「箸向かふ 弟の命は 朝露の 消やすき命 神之共 争ひかねて」と詠まれて、弟の朝露のように消えやすい命は神と共にあって、争うこともできないのだと嘆いている。この「神の共」は「神を相手として」の意である。 |
| +執筆者 | 渡邊明子 |
| コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
| 資料ID | 31881 |
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