かずらこ

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名かずらこ;かづらこ;縵児
+項目名(旧かな)かづらこ
+表記縵児
TitleKazurako
テキスト内容「縵児」は、万葉集巻16の3788~90番歌の題詞に見られる娘子の字名。縵児の物語は、序に、複数の壮士に求婚されることに嘆き、「一(ひとり)の女(をみな)の身の滅易(けやす)きこと露の如く、三(みたり)の雄(をのこ)の志(こころ)の平(はや)し難きこと石の如し」と、自ら入水にいたる説明があり、残された壮士の歌3首がおさめられている。3人の男性が1首ずつを詠み、1首目は娘子の入水した池をうらめしいと嘆き、2首目は、娘子が今日入水することを私に告げて欲しかったと嘆き、3首目は娘子はどの道をたどってここへ来たのかと、嘆いている。「縵子」という名は、縵にする花木のようにかわいい娘の意であるが、もともとは、邪気を祓う呪物としての縵であった。その呪物としての縵の精霊の名をとったのが縵子であり、こうした名をもつことが一般的でない生き方を暗示している。それが、次第に宴の席などで風流をつくす花木へと変化した。
+執筆者城﨑陽子
コンテンツ権利区分CC BY-NC
資料ID31844
-68408402009/07/06hoshino.seiji00DSG000234かずらこ;かづらこ;縵児Kazurako「縵児」は、万葉集巻16の3788~90番歌の題詞に見られる娘子の字名。縵児の物語は、序に、複数の壮士に求婚されることに嘆き、「一(ひとり)の女(をみな)の身の滅易(けやす)きこと露の如く、三(みたり)の雄(をのこ)の志(こころ)の平(はや)し難きこと石の如し」と、自ら入水にいたる説明があり、残された壮士の歌3首がおさめられている。3人の男性が1首ずつを詠み、1首目は娘子の入水した池をうらめしいと嘆き、2首目は、娘子が今日入水することを私に告げて欲しかったと嘆き、3首目は娘子はどの道をたどってここへ来たのかと、嘆いている。「縵子」という名は、縵にする花木のようにかわいい娘の意であるが、もともとは、邪気を祓う呪物としての縵であった。その呪物としての縵の精霊の名をとったのが縵子であり、こうした名をもつことが一般的でない生き方を暗示している。それが、次第に宴の席などで風流をつくす花木へと変化した。235かずらこかづらこ縵児城﨑陽子か1

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