おがみ

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名おがみ;をがみ;男神
+項目名(旧かな)をがみ
+表記男神
TitleOgami
テキスト内容男の神。女神の対。神代紀冒頭では「陰神(めがみ)」であるイザナミに対してイザナキは「陽神(をがみ)」と呼ばれている。万葉集では、巻9所収の高橋虫麻呂歌集の筑波山関連の歌に2例見え(9-1753、1760)、いずれも「男神」と表記される。筑波山の2つある峰のうち、東の峰を「女(め)の神」、西の峰を「雄(を)の神」と呼ぶことを受けて(「最頂(いただき)の西の峰は崢嶸(さが)しく、雄の神と謂ひて登臨(のぼ)らしめず。」常陸国風土記筑波郡)、その峰を詠んだものである。頂の2つに分かれた山は古代より神として信仰された。万葉集の「男神」の例について、最近の注釈書類には、「をがみ」ではなく「ひこがみ」と訓むものが多い(『新全集』、『釈注』、『新大系』など)。祝詞(龍田風神祭)に「比古神」「比売神」と仮名書きされた例があるが、風土記の「雄の神」の記述を鑑みれば、「をがみ」と訓むのが適当と思われる。
+執筆者新沢典子
+参考文献
-68363402009/07/06hoshino.seiji00DSG000189おがみ;をがみ;男神Ogami男の神。女神の対。神代紀冒頭では「陰神(めがみ)」であるイザナミに対してイザナキは「陽神(をがみ)」と呼ばれている。万葉集では、巻9所収の高橋虫麻呂歌集の筑波山関連の歌に2例見え(9-1753、1760)、いずれも「男神」と表記される。筑波山の2つある峰のうち、東の峰を「女(め)の神」、西の峰を「雄(を)の神」と呼ぶことを受けて(「最頂(いただき)の西の峰は崢嶸(さが)しく、雄の神と謂ひて登臨(のぼ)らしめず。」常陸国風土記筑波郡)、その峰を詠んだものである。頂の2つに分かれた山は古代より神として信仰された。万葉集の「男神」の例について、最近の注釈書類には、「をがみ」ではなく「ひこがみ」と訓むものが多い(『新全集』、『釈注』、『新大系』など)。祝詞(龍田風神祭)に「比古神」「比売神」と仮名書きされた例があるが、風土記の「雄の神」の記述を鑑みれば、「をがみ」と訓むのが適当と思われる。190おがみをがみ男神新沢典子お1

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