いわいべ
大分類 | 万葉神事語辞典 |
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分野分類 CB | 文学 |
文化財分類 CB | 学術データベース |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+項目名 | いわいべ;いはひべ;斎瓮 |
+項目名(旧かな) | いはひべ |
+表記 | 斎瓮 |
Title | Iwaibe |
テキスト内容 | 浄化された神祭りのための瓶。常陸風土記那賀郡には蛇の子を生んだ母親が、これは神の子だろうと思い浄い坏に盛り壇を設けて安置したとある。これは斎坏であり神祭りの聖具であったことを語るものである。万葉集には神祭りの歌に「奥山の 榊の枝に しらか付け 木綿取り付けて 斎瓮を 斎ひ掘り据ゑ 竹玉を しじに貫き垂れ」(3-0379)のように、しらかや木綿あるいは斎瓮や竹玉などの祭祀道具が並べられている。斎瓮はさらに旅行者の安全を「我が一人子の 草枕 旅にし行けば 竹玉を しじに貫き垂れ 斎瓮に 木綿取り垂でて」(9-1790)、「草枕 旅行く君を 幸くあれと 斎瓮据ゑつ 我が床の辺に」(20-4331)のように祈り、恋の成就も「大舟の 思ひ頼みて さなかづら いや遠長く 我が思へる 君によりては 言の故も なくありこそと 木綿だすき 肩に取り掛け 斎瓮を 斎ひ掘り据ゑ 天地の 神にそ我が祈む いたもすべなみ」(13-3288)のように祈るのである。 |
+執筆者 | 辰巳正明 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-NC |
資料ID | 31734 |
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