あおによし

大分類万葉神事語辞典
分野分類 CB文学
文化財分類 CB学術データベース
資料形式 CBテキストデータベース
+項目名あおによし;あをによし;青丹よし
+項目名(旧かな)あをによし
+表記青丹よし
TitleAoniyoshi
テキスト内容奈良、国内に掛かる枕詞。奈良の土地神を讃美する語。26例中25例が奈良に掛かる。仁徳紀に「阿烏珥予辞儺羅(あをによしなら)」と見える。万葉集には「味酒 三輪の山 あをによし 奈良の山の」(1-17)、「あをによし奈良の都にたなびける天の白雲」(15-3602)のように詠まれる。「あをによし」は「青丹吉」と表記され、青丹は青色の土、吉は「~が良い」状態であるとされる。奈良は良質の青土が取れることから、「青丹吉」という褒め言葉としての枕詞が出来たと考えられている。国内に掛かる例は「悔しかもかく知らませばあをによし国内ことごと見せましものを」(5-797)とあり、奈良が大和と等しく、国を表したことからの延伸であると思われる。
+執筆者辰巳正明
コンテンツ権利区分CC BY-NC
資料ID31611
-68175402009/07/06hoshino.seiji00DSG000001あおによし;あをによし;青丹よしAoniyoshi奈良、国内に掛かる枕詞。奈良の土地神を讃美する語。26例中25例が奈良に掛かる。仁徳紀に「阿烏珥予辞儺羅(あをによしなら)」と見える。万葉集には「味酒 三輪の山 あをによし 奈良の山の」(1-17)、「あをによし奈良の都にたなびける天の白雲」(15-3602)のように詠まれる。「あをによし」は「青丹吉」と表記され、青丹は青色の土、吉は「~が良い」状態であるとされる。奈良は良質の青土が取れることから、「青丹吉」という褒め言葉としての枕詞が出来たと考えられている。国内に掛かる例は「悔しかもかく知らませばあをによし国内ことごと見せましものを」(5-797)とあり、奈良が大和と等しく、国を表したことからの延伸であると思われる。2あおによしあをによし青丹よし辰巳正明あ1

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