【解説】百鬼夜行絵巻

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分野分類 CB歴史学
文化財分類 CB図書
資料形式 CBテキストデータベース
+登録番号(図書館資料ID)貴4242
+本タイトル【解説】百鬼夜行絵巻
+解説百鬼夜行絵巻  [貴4242]

〈外題〉なし
〈内題〉なし
〈巻冊〉1巻1軸
〈体裁〉巻子装
〈書写年代〉江戸時代後期
〈表紙寸法〉縦27.0糎
〈書入・貼紙〉見返し「万印/蕉胤御小姓勤/節息男又吉ヘ可與トテ/徳之助君ヨリ下賜リシ二軸ノ内也/岡田」(墨書)
〈奥書〉なし
〈蔵書印〉なし
〈解題〉

鬼や古道具の妖怪たちが、夜の大路で列をなして練り歩く様子を描いた絵巻。

『百鬼夜行絵巻』の諸本は数が多く、それぞれ妖怪の種類や配列に異同が多い。本絵巻は国際日本文化研究センター蔵「百鬼ノ図」(日文研本)に最も近い。現存の日文研本は近世の模本だが、その祖本の成立は室町時代まで遡り、現存最古の伝本である真珠庵本よりも古い可能性があると言われている。日文研本と同系統の伝本は、現在のところ本絵巻と湯本豪一氏蔵本(未表装の零本)だけである。

本絵巻は、日文研本と比べて登場する妖怪の数が少なく、配列に異同が見られる。本絵巻の大きな特徴は、それぞれの妖怪に説明書きが記されている点である。その多くは「したおひ((ママ))のばけもの」や「いしとふろをのばけもの」といったもので、『画図百鬼夜行』や『画図百器徒然袋』、『今昔画図続百鬼』などの妖怪百科事典などに見られる妖怪の固有名詞を記したものではない。よって本絵巻の注記は妖怪の姿形をもとに便宜的に付したものと推測される。

〈参考〉

・鳥山石燕『画図百鬼夜行』(国書刊行会 1992年)

・「チェスタービーティー・ライブラリィ所蔵 絵巻・絵本図版集」(『調査研究報告』16 1995年3月)

・『チェスター・ビーティー・ライブラリィ絵巻絵本解題目録 解題篇・目録篇』(国文学研究資料館、チェスター・ビーティー・ライブラリィ共編 勉誠出版 2002年)

・湯本豪一『百鬼夜行絵巻―妖怪たちが騒ぎだす』(小学館 2005年)

・小松和彦『集英社新書 百鬼夜行絵巻の謎』(集英社 2008年)

・『人間文化研究機構連携展示 百鬼夜行の世界』(2009年)
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143213 37 2020/11/18 r.teshina 【解説】百鬼夜行絵巻 【解説】百鬼夜行絵巻 貴4242 02 026 百鬼夜行絵巻  [貴4242]

〈外題〉なし
〈内題〉なし
〈巻冊〉1巻1軸
〈体裁〉巻子装
〈書写年代〉江戸時代後期
〈表紙寸法〉縦27.0糎
〈書入・貼紙〉見返し「万印/蕉胤御小姓勤/節息男又吉ヘ可與トテ/徳之助君ヨリ下賜リシ二軸ノ内也/岡田」(墨書)
〈奥書〉なし
〈蔵書印〉なし
〈解題〉

鬼や古道具の妖怪たちが、夜の大路で列をなして練り歩く様子を描いた絵巻。

『百鬼夜行絵巻』の諸本は数が多く、それぞれ妖怪の種類や配列に異同が多い。本絵巻は国際日本文化研究センター蔵「百鬼ノ図」(日文研本)に最も近い。現存の日文研本は近世の模本だが、その祖本の成立は室町時代まで遡り、現存最古の伝本である真珠庵本よりも古い可能性があると言われている。日文研本と同系統の伝本は、現在のところ本絵巻と湯本豪一氏蔵本(未表装の零本)だけである。

本絵巻は、日文研本と比べて登場する妖怪の数が少なく、配列に異同が見られる。本絵巻の大きな特徴は、それぞれの妖怪に説明書きが記されている点である。その多くは「したおひ((ママ))のばけもの」や「いしとふろをのばけもの」といったもので、『画図百鬼夜行』や『画図百器徒然袋』、『今昔画図続百鬼』などの妖怪百科事典などに見られる妖怪の固有名詞を記したものではない。よって本絵巻の注記は妖怪の姿形をもとに便宜的に付したものと推測される。

〈参考〉

・鳥山石燕『画図百鬼夜行』(国書刊行会 1992年)

・「チェスタービーティー・ライブラリィ所蔵 絵巻・絵本図版集」(『調査研究報告』16 1995年3月)

・『チェスター・ビーティー・ライブラリィ絵巻絵本解題目録 解題篇・目録篇』(国文学研究資料館、チェスター・ビーティー・ライブラリィ共編 勉誠出版 2002年)

・湯本豪一『百鬼夜行絵巻―妖怪たちが騒ぎだす』(小学館 2005年)

・小松和彦『集英社新書 百鬼夜行絵巻の謎』(集英社 2008年)

・『人間文化研究機構連携展示 百鬼夜行の世界』(2009年) 1

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