【解説】平治物語絵巻 常盤之巻 別本

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中分類奈良絵本・絵巻物関係
小分類平治物語絵巻 常盤之巻 別本
分野分類 CB歴史学
文化財分類 CB図書
資料形式 CBテキストデータベース
+登録番号(図書館資料ID)貴4528
+本タイトル【解説】平治物語絵巻 常盤之巻 別本
+解説平治物語絵巻常盤巻 [貴4528]

〈外題〉なし(白地題簽あり)
〈内題〉なし
〈巻冊〉1巻1軸
〈体裁〉巻子装
〈書写年代〉江戸時代中期~後期
〈表紙寸法〉縦35.5糎
〈書入・貼紙〉なし
「この一まきは仁和寺/御むろ法守親王の御手/なりゑはとさのなにかし/と也おほよそ 詞なけれは/このことはりきこえかたし/ゑにうつらされはそのあり/さまさたかなら すさるによりて/ゑそうしをとり▽▽にひめ/をかせ給ふことはあかしの/中宮むらさ きのうへなと/いまもむかしにおなしかる/へし/寛永九年八月十五日おほき/もの申すつかさふちはら(花押)これを/しるすなり/嶋田(内ヵ)蔵」  * ▽▽=踊り字
〈蔵書印〉九曜文庫(朱方印)
〈解題〉

本絵巻は、平治物語絵巻常盤巻[貴1562]と同系統の絵巻である。詞書・絵ともほぼ一致しており、忠実に模写された様子がうかがえる。大きな異同としては、本絵巻の方が本文のルビが少ないこと、絵のサイズがわずかに小さいこと、彩色などにやや簡略化が見えること、末尾に所蔵者名が記されていることなどである。これらの点から、本絵巻は[貴15628]よりも後次的であると考えられる。また、装束の模様や御簾の細部などを一部分のみ詳細に描き込み、残りは省略するという箇所も見受けられ、下組絵として制作された可能性もありうる。

〈参考〉

・千明守「國學院大學図書館蔵『平治物語常磐巻』翻刻・考察」(『平家物語屋代本とその周辺』おうふう 2013年)

・日下力「烏丸光広奥書『平治物語絵巻』・東北大学附属図書館蔵模本―翻刻並びに考証―」(『平治物語の成立と展開』汲古書院 1997年)

・麻原美子・山口恵理子「平治物語絵巻『常盤の巻』をめぐって」(『日本女子大学紀要 文学部』30 1981年3月)

・小松茂美編『前九年合戦絵 平治物語絵巻 結城合戦絵詞』(『続日本絵巻大成』17 中央公論社 1983年)
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143196 37 2020/11/18 r.teshina 【解説】平治物語絵巻 常盤之巻 別本 【解説】平治物語絵巻 常盤之巻 別本 貴4528 02 019 平治物語絵巻常盤巻 [貴4528]

〈外題〉なし(白地題簽あり)
〈内題〉なし
〈巻冊〉1巻1軸
〈体裁〉巻子装
〈書写年代〉江戸時代中期~後期
〈表紙寸法〉縦35.5糎
〈書入・貼紙〉なし
「この一まきは仁和寺/御むろ法守親王の御手/なりゑはとさのなにかし/と也おほよそ 詞なけれは/このことはりきこえかたし/ゑにうつらされはそのあり/さまさたかなら すさるによりて/ゑそうしをとり▽▽にひめ/をかせ給ふことはあかしの/中宮むらさ きのうへなと/いまもむかしにおなしかる/へし/寛永九年八月十五日おほき/もの申すつかさふちはら(花押)これを/しるすなり/嶋田(内ヵ)蔵」  * ▽▽=踊り字
〈蔵書印〉九曜文庫(朱方印)
〈解題〉

本絵巻は、平治物語絵巻常盤巻[貴1562]と同系統の絵巻である。詞書・絵ともほぼ一致しており、忠実に模写された様子がうかがえる。大きな異同としては、本絵巻の方が本文のルビが少ないこと、絵のサイズがわずかに小さいこと、彩色などにやや簡略化が見えること、末尾に所蔵者名が記されていることなどである。これらの点から、本絵巻は[貴15628]よりも後次的であると考えられる。また、装束の模様や御簾の細部などを一部分のみ詳細に描き込み、残りは省略するという箇所も見受けられ、下組絵として制作された可能性もありうる。

〈参考〉

・千明守「國學院大學図書館蔵『平治物語常磐巻』翻刻・考察」(『平家物語屋代本とその周辺』おうふう 2013年)

・日下力「烏丸光広奥書『平治物語絵巻』・東北大学附属図書館蔵模本―翻刻並びに考証―」(『平治物語の成立と展開』汲古書院 1997年)

・麻原美子・山口恵理子「平治物語絵巻『常盤の巻』をめぐって」(『日本女子大学紀要 文学部』30 1981年3月)

・小松茂美編『前九年合戦絵 平治物語絵巻 結城合戦絵詞』(『続日本絵巻大成』17 中央公論社 1983年) 1

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