【解説】大織冠 上巻・下巻 寛永年間写 横形奈良絵本

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中分類奈良絵本・絵巻物関係
小分類大織冠 上巻・下巻 寛永年間写 横形奈良絵本
分野分類 CB歴史学
文化財分類 CB図書
資料形式 CBテキストデータベース
+登録番号(図書館資料ID)貴1917-1918
+本タイトル【解説】大織冠 上巻・下巻 寛永年間写 横形奈良絵本
+解説大織冠  [貴1917-1918]

〈外題〉「たいしよくはん 上(下)」(表紙中央後補題簽)
〈内題〉なし
〈巻冊〉2巻2冊
〈体裁〉袋綴(四つ目綴)。横本。
〈書写年代〉江戸時代前期
〈表紙寸法〉縦17.3糎×横25.5糎
〈書入・貼紙〉なし
〈奥書〉なし
〈蔵書印〉「松杏泉」、未勘一種
〈解題〉

武田祐吉旧蔵。幸若舞曲。幸若舞は、室町時代後期から江戸時代初期(15世紀後半から17世紀初頭)に流行した語り物芸能の一種である。幸若舞には幸若流と大頭(だいがしら)流の二つの流派がある。幸若舞の正本は、読み物としても享受されるようになり、たくさんの絵巻・奈良絵本が制作された。

『大織冠』は、藤原鎌足(大織冠)を主人公とした、宝珠をめぐる物語である。大唐の皇帝の后となった藤原鎌足の娘・こうはく女は、鎌足のもとへ宝珠を送るため万戸将軍を日本に派遣する。宝珠は途中竜王に奪われてしまうが、最後は海女の援助を得て竜宮から取り戻すことに成功する。

幸若舞曲の本文は、流派によって幸若系と大頭系とに分類される。本書の本文は大頭系に属し、中でも上山宗久本の本文系統にある十行古活字本や寛永整版本と親子関係、あるいは兄弟関係にあると認められる。上巻に7図、下巻に5図の挿絵がある。

〈参考〉

・徳田和夫 「大織冠」項(『國學院大學図書館蔵武田祐吉博士旧蔵善本解題』角川書店 1985年)

・恋田知子「『大織冠』絵巻・絵本の構造と展開」(『薄雲御所慈受院門跡所蔵 大織冠絵巻』勉誠出版 2010年)

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143181 37 2020/11/18 r.teshina 【解説】大織冠 上巻・下巻 寛永年間写 横形奈良絵本 【解説】大織冠 上巻・下巻 寛永年間写 横形奈良絵本 貴1917-1918 02 013 大織冠  [貴1917-1918]

〈外題〉「たいしよくはん 上(下)」(表紙中央後補題簽)
〈内題〉なし
〈巻冊〉2巻2冊
〈体裁〉袋綴(四つ目綴)。横本。
〈書写年代〉江戸時代前期
〈表紙寸法〉縦17.3糎×横25.5糎
〈書入・貼紙〉なし
〈奥書〉なし
〈蔵書印〉「松杏泉」、未勘一種
〈解題〉

武田祐吉旧蔵。幸若舞曲。幸若舞は、室町時代後期から江戸時代初期(15世紀後半から17世紀初頭)に流行した語り物芸能の一種である。幸若舞には幸若流と大頭(だいがしら)流の二つの流派がある。幸若舞の正本は、読み物としても享受されるようになり、たくさんの絵巻・奈良絵本が制作された。

『大織冠』は、藤原鎌足(大織冠)を主人公とした、宝珠をめぐる物語である。大唐の皇帝の后となった藤原鎌足の娘・こうはく女は、鎌足のもとへ宝珠を送るため万戸将軍を日本に派遣する。宝珠は途中竜王に奪われてしまうが、最後は海女の援助を得て竜宮から取り戻すことに成功する。

幸若舞曲の本文は、流派によって幸若系と大頭系とに分類される。本書の本文は大頭系に属し、中でも上山宗久本の本文系統にある十行古活字本や寛永整版本と親子関係、あるいは兄弟関係にあると認められる。上巻に7図、下巻に5図の挿絵がある。

〈参考〉

・徳田和夫 「大織冠」項(『國學院大學図書館蔵武田祐吉博士旧蔵善本解題』角川書店 1985年)

・恋田知子「『大織冠』絵巻・絵本の構造と展開」(『薄雲御所慈受院門跡所蔵 大織冠絵巻』勉誠出版 2010年)

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