【解説】酒呑童子絵巻 江戸時代前期写 絵巻物
大分類 | 図書館デジタルライブラリー |
---|---|
中分類 | 奈良絵本・絵巻物関係 |
小分類 | 酒呑童子絵巻 江戸時代前期写 絵巻物 |
分野分類 CB | 歴史学 |
文化財分類 CB | 図書 |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+解説 | 酒呑童子絵巻 [貴2209] 〈外題〉「酒呑童子絵巻」(後補金地雲引金箔散らし題簽) 〈内題〉「酒典童子巻第六」(本文途中にあり) 〈巻冊〉1軸(零本) 〈体裁〉巻子装 〈書写年代〉江戸時代前期 〈表紙寸法〉縦31.0糎×横38.3糎 〈書入・貼紙〉なし 〈奥書〉なし 〈蔵書印〉なし 〈解題〉 室町時代物語(お伽草子)の絵巻。 『酒呑童子』は、源頼光が四天王とともに鬼神・酒呑童子を退治する物語である。『酒呑童子』の諸本は、酒呑童子の住処を丹後国の大江山とするもの(大江山系)と近江国の伊吹山(伊吹山系)とするものとに大別される。本書は伊吹山系統に属するもので、古法眼本から派生した一本である。内題に「酒典童子巻第六」とあることから、元は少なくとも六巻以上あったことがうかがえる。また、内題の書かれた料紙が本文の途中にあることから、改装して仕立て直したものと推測される。現在は、頼光一行が酒呑童子の屋敷で酒宴を催す場面から、酒呑童子とその郎等たちを退治する場面までが残っている。 〈参考〉 ・『國學院大學図書館貴重書解題目録(二)』(國學院大學図書館 1993年) ・島津忠夫「大東急記念文庫蔵『大江山絵詞』をめぐって」(『国語国文』74-12 2005年12月) ・小林健二「酒呑童子絵巻」解題(『國學院大學で中世文学を学ぶ』國學院大學文学部松尾研究室 2008年) |
+登録番号(図書館資料ID) | 貴2209 |
所有者(所蔵者) | 國學院大學図書館 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-SA-ND |
資料ID | 143176 |
- |