【解説】木曽物語絵巻 上・下
大分類 | 図書館デジタルライブラリー |
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中分類 | 奈良絵本・絵巻物関係 |
小分類 | 木曽物語絵巻 上・下 |
分野分類 CB | 歴史学 |
文化財分類 CB | 図書 |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+解説 | 木曽物語絵巻 [貴3853-3854] 〈外題〉「木曽物語上(下)」(原装金地題簽) 〈内題〉なし 〈巻冊〉2巻2軸 〈体裁〉巻子装 〈書写年代〉寛文・延宝頃(1661~1680) 〈表紙寸法〉縦32.9糎×横(上)1155.6糎(下)1271.5糎 〈書入・貼紙〉なし 〈奥書〉なし 〈蔵書印〉なし 〈解題〉 木曽義仲の一代記を絵巻に仕立てたもの。 上巻は義仲の生い立ちから北陸合戦、平家の都落ちまで、下巻は義仲入京から義仲・今井兼平の死、さらに天下を取った頼朝の八幡宮参詣までを描く。源平盛衰記から義仲記事を抽出し、巻第二十六~三十は逐語的引用で構成し、後は巻三十一~三十五から要約している。文字はひらがなの多い連綿体で、誤脱が二十余箇所見受けられる。絵は上巻に6図、下巻に7図あり、いずれも一面の横幅はおおよそ49糎前後だが、上巻の火打合戦を描く絵のみは93糎の幅がある。 出光美術館に所蔵される木曽物語絵巻とは絵も詞書も異なっている。また、浄瑠璃「きそ物がたり」「信濃源氏木曽物語」などとは、まったく別の作品である。 〈参考〉 ・松尾葦江『軍記物語原論』(笠間書院 2008年) |
+登録番号(図書館資料ID) | 貴3853-3854* |
所有者(所蔵者) | 國學院大學図書館 |
コンテンツ権利区分 | CC BY-SA-ND |
資料ID | 143167 |
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