【解説】延喜式祝詞 ト部兼右筆 天文11(1542)年写
大分類 | 図書館デジタルライブラリー |
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中分類 | 神道文化関係 |
小分類 | 延喜式祝詞 ト部兼右筆 天文11(1542)年写 |
分野分類 CB | 歴史学 |
文化財分類 CB | 図書 |
資料形式 CB | テキストデータベース |
+解説 | 兼右本 延喜式祝詞 一冊 天文11年(1542)写 掲出本の奥書には 天文十一年二月廿日以(二)両本(一)見令(二)之書写(一)了 (花押) とあり、更にその後に 此一冊唯神院兼右御真筆也、 殊被(レ)加(二)家點(一)者也、輙不(レ)許(二)他見(一)、 敢莫(レ)出(二)間外(一)矣、 元文二年丁巳仲夏日曜 従三位侍従ト部(吉田)兼雄 の添書があり、延喜式五十巻の中、この巻八のみを卜部(吉田)兼右が書写したものであることが知れるが、以後吉田家に伝来したものである。この本の筆者兼右は、前掲の兼永の四代の祖にも同名の人がいるが、それとは別系の人で、吉田家の人である。 表紙は、柿渋色厚手美濃紙表紙。縦27.5糎、横19.0糎。四ツ目袋綴。表紙左肩に白い楮紙の題簽を貼り、「延喜式祝詞」とあり、内題には、「延喜式巻第八 神祇八」とある。本文の料紙は楮紙で罫界線を有し、匡郭内高23.0糎、行間約2.2糎。各面7行17字詰楷書で書写してある。傍訓、声点、乎古止点を施し、校合がある。延喜式の古写本は少く、殊に巻八は九條家本の他、殆んどまれであるが、本書はその九條家本とも本文、訓点に相違があり貴重な資料である。 (貴62) |
+登録番号(図書館資料ID) | 貴62 |
資料ID | 143079 |
所有者(所蔵者) | 國學院大學図書館 |
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