吉田屋窯梟に太湖石図平鉢

資料名(ヨミ)ヨシダヤガマフクロウニタイコセキズヒラバチ
資料名(英訳)Flat Bowl with design of Owl and Taihu Stone, Yoshidaya Kiln
資料番号25-01-048
大分類美術
中分類工芸
小分類陶磁
所蔵館小松市立博物館
寸法口径383、底径225~233、高さ60~66mm
制作年代江戸後期(19世紀)
技法色絵
形状平鉢
材質陶磁器
公開解説梟のとまる樹木に太湖石を配した平鉢。地模様に小花を散らしている。梟の羽の白い部分は、素地をそのまま見せることで表している。全体として窯上りもよく、構図もおおらかで、吉田屋窯の名品の一つに数えられている。熟練した工人の手によるもので、文化・文政頃の爛熟期にふさわしい作品。塗埋めしたこの種の作品は吉田屋窯の中でも早期に製作されたもの。
このような構図(一般に梟ではなく山鳩)は文化・文政頃の文人画によく見られ、吉田屋窯にもこの題材がとり入れられていた。
署名・年記裏底「福」

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