正視図九角飾皿

資料名(ヨミ)セイシズキュウカクカザリザラ
資料名(英訳)Large nine-sided dish, overglaze polychrome enamels
資料番号錦-019
大分類美術
中分類工芸
小分類陶磁
所蔵館錦窯展示館
寸法口径610、底径300、高さ88(mm)
制作年代昭和54年
技法色絵
形状
材質磁器
公開解説この作品は二代八十吉の妻が持っていたもの。二代八十吉の妻は、二代の作品を一枚も持っておらず、ちょうどこの飾皿が二代の手元にあったためもらおうとしたが、三代の姉にやってしまった。そこで二代は同じものをもう一つ作り妻のものとしたという。
見込みは笹に叭々鳥がとまっており、見込みの周囲は九角の各箇所に、花や蔬菜文が描かれ、縁には1辺に9つの合計81の花の丸紋をめぐらしている。見込みの周囲や縁は《長寿錺皿》(石川県立美術館所蔵)と同様の図柄である。裏面は赤で塗られ、貝が描かれている。
署名・年記裏底:「柳雨軒 九谷 八十吉造」
制作者徳田八十吉二代

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