飲中八仙詩画文自動噴水器
資料名(ヨミ) | インチュウハッセンシガモンジドウフンスイキ |
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資料名(英訳) | Automatic Fountain with design of Poems and drawings,Eight Hermits are Drinking |
資料番号 | 25-01-127 |
大分類 | 美術 |
中分類 | 工芸 |
小分類 | 陶磁 |
所蔵館 | 小松市立博物館 |
寸法 | 口径220、底径195、高さ299mm |
制作年代 | 江戸時代後期 |
技法 | 色絵 |
形状 | 噴水器 |
材質 | 陶器 |
公開解説 | 上下二層の器体の上部見込み部分に水を張ると、管を通して中央から内部に引き込まれ、それによって事前に内部に溜めておいた水が水圧によって噴水の様に上に噴き出す構造になっている。酒席などで盃洗として用いられたものであろう。こうした博物学への好奇心をうかがわせるものは、当時「加賀の平賀源内」として知られた、通称大野辨吉が考案し、粟生屋源右衛門が製作したといわれる。辨吉の著書『一東窮視録』には「コンストホンティン」(噴水)としてその構造が図示されている。また昭和4(1929)年発刊の松本佐太郎著『九谷陶磁史鑑』には、「本品は粟生屋源右衛門ヨリ藩主前田家へ献納セシ物ナリヲ大賞十二年侯爵前田家ノ売立ニ於テ埴田氏ノ有トナレリ」とある。 粟生屋の自動噴水器は現在までに3点が知られ、本作では坏部、脚部それぞれに方形・円形の窓枠を八面とり、その中に杜甫の「飲中八仙」の詩画文が交互に描かれている。 |
制作者 | 粟生屋源右衛門 |
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「人の一生」の内に『白山麓西谷の人生儀礼用具』(国指定重要有形民俗文化財)を含む。 - 考古資料:基本的には発掘された「遺物」
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