Metasequoia sp.

資料番号NG32-000070
大分類地学(古生物)
中分類植物化石 3
小分類裸子植物 15
学名Metasequoia sp.
公開解説メタセコイアは、公園などによく植えられている木です。しかし、かつてはその存在が知られていませんでした。メタセコイアの属名は、1941年に化石に基づいて名前が付けられましたが、当時は絶滅した植物であると考えられていました。ところが、1945年に当時の中国四川省で現生種が発見され、「生きている植物化石」として知られるようになりました。メタセコイアの仲間は、中生代白亜紀(約1億4500万~6550万年前)に出現し、新生代古第三紀(約6550万~2300万年前)には、日本を含め、北半球に広く分布していました。日本では、新生代新第三紀(約2300万~260万年前)までは普通にある植物でしたが、約100万年前に消滅しました。
公開解説引用「熊本の自然と文化」~松橋収蔵庫だより~No.29. No.150地学

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