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辰砂

資料番号NG22-000030
大分類地学(岩石・鉱物)
中分類鉱物・鉱石 2
学名cinnabar
和名(通称名)辰砂
採取都道府県奈良県
採取市町村宇陀市
公開解説辰砂は硫化水銀の赤い鉱物です。辰砂という名前は、古代中国の辰州(現在の湖南省付近)で多く採れたことを由来としています。ほかに「朱砂」という別名があり、純粋なものは「丹」と呼ばれていました。英語名のシナバーはその赤い色から、「竜の血」を意味するペルシャ語起源の言葉から名付けられました。中国では、水銀に毒性があることがわかるまでは、不老長寿の霊薬や棺の防腐剤として使われていました。また、辰砂は世界中で赤色や朱色の顔料として使われました。日本では神社の鳥居や古墳の壁画にも使われています。日本でも産出し、『魏志倭人伝』の邪馬台国の記述に「丹」が登場します。日本各地にある「丹」の字のつく地名の多くは、辰砂の産地です。
公開解説引用令和2年度企画展「知ってる!?知らない!?鉱物のいろいろ!!」解説パネル

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