諏訪神社の絵馬(竜宮図)

名称ヨミスワジンジャノエマ(リュウグウズ)
年代江戸時代享和2年(1802)
指定年月日市・昭和60年8月1日
解説この絵馬は「浦島伝説」に題材をとった板絵の物語図で、本格的な大絵馬である。
絵師は不明であるが、重厚ななかにも精緻な描写がみられ、その作風から狩野派絵師によるものと推定される。竜宮は古来日本人の理想郷とされ、浦島伝説は丹後の国(現京都府)をはじめ各地に散在する。
本絵馬はケヤキの一枚板によるものであるが、画面右下に亀に乗る浦島太郎を配し、中央に竜宮の門と迎えにでる廷臣、左側に玉座の竜王に浦島の到来を告げる廷臣が描かれており、「帝艦図」を踏襲した構図となっている。願主の晴山氏は、当時この地方の豪商であった「橘屋」の主人である。
銘文:旹享和二壬戊年
        正月吉日
    奉懸 諸願成就
    願主 晴山重三郎嘉包
                敬白
参考『久慈市の指定文化財』、『久慈文化財マップ』6

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