諏訪神社本殿・拝殿附棟札13枚

名称ヨミスワジンジャホンデン・ハイデンツケタリムナフダ13マイ
年代拝殿:寛政3年(1791),本殿:安政3年(1856)
指定年月日市・平成12年6月1日
由来変遷【創建及び沿革】
文治元年(1189)源義経追討の将畠山重忠の創建と伝えられている。縁起書には建久2年(1191)当地方を支配する藩祖南部光行の勧進とある。明治5年(1872)村社に列せられる。
解説九戸地方の中では旧い建築物であり、残存状が良好で、当地方の社寺建築を知るうえで貴重である。建物自体の建築方法が他と違う点がみられ特色があり、沿岸地方独特のものかもしれない。
拝殿の嵌板に文化5年(1808)、文政12年(1829)、天保9年(1838)銘の落書あり。

構造・形式:
拝殿は桁行3間、梁行2間、1間の向拝がつく入母屋造。木階が拝殿についているのは珍しい。
本殿は桁行1間、梁行1間の1間社流造。木階は保存状態が良好である。脇障子の彫刻、向拝柱の唐獅子の木鼻、海老虹梁の彫刻は優れている。本殿天上の手挟は篭彫となっており特に優れた彫刻である。
本殿に納められている内御堂はケヤキ造である。本殿より古いものと推定されるが年代は不明である。内御堂は信仰の対象であるため指定からは除外する。
拝殿と本殿をつなぐ幣殿は新しく付け加ったものであるため、制定からは除外する。
神社の棟札13枚を附指定する。

諏訪神社棟札13枚
1.享保2年(1717)造立諏訪大明神宝殿一宇
2.寛延4年(1751)造立諏訪大明神宝殿一宇
3.明和4年(1767)造立諏訪大明神寳殿壹宇
4.寛政3年(1791)造立諏訪大明神宝殿壹宇
5.文化6年(1809)再構諏訪大明神寳殿一宇
6.文政4年(1821)再構諏訪大明神寳殿壹宇
7.天保12年(1841)再構諏訪大明神寳殿一宇
8.安政3年(1856)再構諏訪大明神本社壹宇
9文久元年(1861)造立諏訪大明神寳殿一宇
10.明治12年(1879)遷宮諏訪神社(葺替)
11.明治22年(1889)遷宮諏訪神社
12.明治44年(1911)修繕諏訪神社御殿
13.昭和9年(1920)遷座社地変更
参考『久慈市の指定文化財』、『久慈文化財マップ』24

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