中長内遺跡出土琥珀製玉類未完成品一括

名称ヨミナカオサナイイセキシュツドコハクセイタマルイミカンセイヒンイッカツ
年代奈良時代・平安時代
指定年月日市・平成9年9月1日
解説昭和59、60年度に国道45号線久慈バイパス建設に伴い、市教委で発掘調査を実施した中長内遺跡から出土した琥珀資料。中長内遺跡からは縄文時代前期・後期、奈良・平安時代の竪穴住居跡や縄文時代の陥し穴状遺構・土壙などが発見された。そのうち、奈良・平安時代の竪穴住居跡から多量の琥珀が発見された。琥珀は原石や剥片のほか玉類加工途中段階のもの(荒削り段階、穿孔途中段階、穿孔完了研磨前段階)も多く出土している。古代における琥珀製玉類加工遺跡としては全国初の例である。また、奈良県の遺跡などから出土した琥珀製品が久慈産であるとの分析結果が室賀照子博士から報告され、久慈と奈良を結ぶ交易ルートがあったことが示され、産地である久慈地方の遺跡の状況が研究者から注目されており中長内遺跡の調査によって、琥珀の採掘のほか加工も行われていたことが裏付けられ、当時の生産・流通のあり方を知るうえで貴重な資料である。
構造・形式:長内町中長内遺跡の奈良・平安時代の竪穴住居跡から出土した琥珀の原石や玉類や未完成品190点。
参考『久慈文化財マップ』23

PageTop