遮光器土偶

名称ヨミシャコウキドグウ
年代縄文時代晩期
指定年月日市・昭和48年10月8日
解説粘土で製作されており、体内は中空である。顔面の大きな目が特徴で、北方のエスキモー族が太陽光線が雪や氷から強く反射するのを防ぐためにつけた遮光器に似ていることからこの名がついた。頭部に髪を束ねたような冠状の装飾があり、体部にも衣服を表すように細かい文様が施されている。胸は大きく作られており、女性を象徴化したものである。器面は丁寧に磨かれ、部分的に朱が付着している。当初は全面に朱が塗られていたものと思われる。
この土偶は、昭和24年に二子地区において道路改修工事をした際に発見されたもので、ほぼ完全な状態である。一部欠損しているが割れ口は新しく当初は完成品であったものと思われる。土偶は概して身体の一部を欠いて出土する例が多いが本資料はそういう意味でも貴重である。
縄文時代晩期の所産である。
参考『久慈市の指定文化財』,『久慈文化財マップ』18

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