南の會調査旅行隊

収集者名(ヨミ)ミナミノカイチョウサリョコウタイ

略歴・解説

南の會とは松本信廣氏を中心に組織された研究会であり、岡正雄氏、小林知生氏、杉浦健一氏、中野朝明氏、八幡一郎氏が所属した。南の會所属の研究者(松本、杉浦、中野、八幡)は南洋興発株式会社などの後援を受けて、1937年7月から8月にかけてサイパン・パラオ・ヤップ・ニューギニアにて調査を実施した。調査に際して複数の資料を収集しており、その一部が「原始及古代文化資料展覧會」(1937年11月20日~22日、慶應義塾大学図書館記念室および考古学教室)にて展示された。



★関連文献
三田史学会 1938 「原始及古代文化資料展覧會」『史學』16(4):189-199
臺浩亮 2020 「植民地期のニューギニアにおける小嶺磯吉の活動に関する予察―1905年から1911年における収集活動を中心に―」『史學』89(3):1-52

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■ 執筆担当者:臺 浩亮(Kosuke Dai)
■ 解説文公開日:2021/02/20
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