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棍棒

ME. No.1560
資料分類名棍棒
素材
L.(㎝)127
W.(㎝)-
H.(㎝)-
地域区分メラネシア Melanesia
推定収集地1ビスマルク諸島 ニューブリテン地域/Bismarck Archipelago, New Britain
収集者小嶺磯吉
執筆者1佐山のの・臺浩亮
解説1 打撃部には四⾓錐形の瘤状突起が段違いに隙間なく配置され、石突は円錐形に⼤きく張り出している。この⽯突の形状は慶應大コレクションに含まれる棍棒の多くに共通する特徴。シカゴ・フィールド博物館に所蔵される小嶺コレクションにも同形状の棍棒が含まれており、それらはニューブリテンより収集されたとの記録が残されている。他機関の収蔵品を見てみると、ニューブリテン島バイニング Baining 族から収集された資料に類例が確認されるが、ガゼル半島の諸族と交流のあるニューアイルランド島南部の海岸地域にも同様の棍棒が分布するといわれる。
本資料の掲載書籍ニューギニア土俗品図集下p10 第二図版6
土俗品図集No.17

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