篠原勝之

作者名(よみ)しのはら・かつゆき
生年(西暦)1942

略歴・解説

1942年、札幌市に生まれ、鉄の街・室蘭で育つ。1960年、上京し、武蔵野美術学校入学。1963年、武蔵野美術大学を中退、グラフィック・デザイナーとしてデザイン会社に勤務。1967年、絵本作家として活動を開始。以後、自作の絵本のほか、絵本など児童書の挿絵を多数手がける。1973年、唐十郎主宰の劇団・状況劇場のポスターや舞台美術を手がける(~79年)。1981年、エッセイ『人生はデーヤモンド』(情報センター出版局)刊行。各方面から注目を浴びる。1982年からテレビタレントとしても活動。1985年、ビルの解体現場で出合った有機的な鉄の姿に衝撃を受け、「鉄のゲージツ家」としてダイナミックな鉄の作品を制作するようになる。1986年、KUMA'S FACTORY設立。モンゴル草原やサハラ砂漠など国内外で精力的に制作活動を展開。以降、鉄、ガラス、石、版画、作陶と表現は多岐にわたる。小説の執筆にも意欲的である。2009年、『走れUMI』(講談社)で第45回小学館児童出版文化賞。2015年、『骨風』(文藝春秋)で第43回泉鏡花文学賞。【2020年9月作成】

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