photo: SUEMASA Mareo
盌 「添う」
| 作家名（日） | 竹村友里 |
|---|---|
| 作家名（英） | TAKEMURA Yuri |
| 制作年 | 2012 |
| 素材・技法 | 陶土 |
| サイズ | H9.7 × φ12.5cm |
| 著作権表示 | © TAKEMURA Yuri |
| 収蔵年 | 2012 |
| 受入方法 | 購入 |
| 解説 | 1980年愛知県（日本）生まれ、石川県金沢市在住。 2000年から2004年まで愛知県立芸術大学デザイン・工芸科で陶磁器を専攻し、その後2005年から2006年まで滋賀県立陶芸の森でレジデンス、金沢に移り、金沢卯辰山工芸工房で技術研修し、作品を発表してきた。茶碗、食器、花生など、用途を持った工芸を制作するが、デザイン性が高く、モダンである。磁器質の器体に黒、グレー、ブルー、茶などの色彩、さらに金、銀などがのる。時折水玉やストライプの模様が入る。 茶道に使う抹茶碗である。見方によっては、カフェオレ用のボールにも見える。実際どちらにも転用できる、そういう気楽さを持った作品である。竹村の作品は、日常使いをベースにしているので、使用することが念頭に置かれている。また、今の暮らしを想定して作られているため、それほど肩の凝るものではない。まるで女性が日々のファッションを楽しむように器を楽しむ、そんなコンセプトによって制作されている。デザインに対応する工芸とでもいえるものである。 |