
photo: SAIKI Taku
ビル
作家名(日) | イザ・ゲンツケン |
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作家名(英) | Isa GENZKEN |
制作年 | 2000 |
素材・技法 | 木、金属、アルミ箔 |
サイズ | H320 × W24 × D20cm |
著作権表示 | © Isa GENZKEN |
収蔵年 | 2001(作品購入年月日:2001/03/30) |
受入方法 | 購入 |
解説 | 1948年バート・オルデスロー(ドイツ)生まれ。 1980年代初頭、床置きの大掛かりな彫刻で注目を集める。その後、油彩、写真、映画など多岐にわたる媒体を用いながら作品を制作。荒々しさと繊細さ、開放性と閉塞性、透明性と不透明性など相反する2つの概念をひとつの俎上に載せるような作品を作り続けている。緻密な計算と意外性を併置して、その両者の均衡をとろうとする作家である。 背の高い角柱状の形をした一連の作品は、人物をモチーフとした彫刻作品。大半は作者の身近な人物をモデルとしているが、中には《レームブルック》のようにヨーゼフ・ボイスに影響を与えたドイツの彫刻家のような歴史上の人物も含まれている。木やスチールなど彼女が一貫して用いている建築資材を多用している。一方、本体に写真や鏡を重ねて貼り付ける手法 は、彼女が「収集」や「参照」をキーワードとした制作を志向していることを物語っている。《ベルリンのための新建築 1-8》は、建築家ミース・ファン・デル・ ローエの「フリードリヒ通りの高層建築案」(1921年) を想起させる。ミースの案は、ベルリンのフリードリヒ通りに面する敷地に、全ての立面をガラスにしたオ フィスビルを提案したもので、実現はしなかったものの、その後の建築家に強い影響を与えた。ゲンツケンによる本作品では、カラフルなガラスが、同じくカラ フルなテープと接着剤で簡易に留められており、重々しい建築とは対照的な即興性と軽やかさを持つ。 |