© TOCHKA, 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa

PIKA PIKA in Kanazawa 2008

作家名(日)トーチカ
作家名(英)TOCHKA
制作年2008
素材・技法HD-CAM、 ワークショッププログラム
サイズ10分30秒
著作権表示© TOCHKA, 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa
収蔵年2008
受入方法購入
解説ナガタタケシ:1978年熊本県(日本)生まれ、京都府在住。
モンノカヅエ:1978年奈良県(日本)生まれ、京都府在住。

ナガタタケシとモンノカヅエによるクリエイティブ・ユニット。映像作品《PIKA PIKA》で2006年にオタワ国際アニメーション映画祭特別賞、文化庁メディア芸術祭特別賞を続けて受賞。2008年にはクレルモンフェラン国際短編映画祭Labo部門でグランプリを受賞。ワークショップに参加する人々との関わりがあって初めて映像が成立するという点で、アニメーションの新しい境地を開いた作品として世界的に評価を得たものである。

《PIKA PIKA》はペンライトで空中に絵を描き、シャッターを開放して映した光の軌跡の写真を繋ぎ合わせたアニメーション。プロジェクト《PIKA PIKA Project in Kanazawa》は、トーチカが感じ取った金沢という街の印象―人々が時代の変化を受け入れ、さらに工夫し、より多くの人々に受け入れられるように加工しながら再生させている―をもとに街に暮らす人々とともにワークショップを行い、約2万5千枚の写真を編集して一本のアニメーションとしたものである。作品《PIKA PIKA in Kanazawa 2008》では、本編に登場する一本一本の光の軌跡が、関わった人々の時間の長さと深さを示している。また、本作品はでき上がった映像作品のみならず、作品の一部として行われるワークショップ・プログラムも含んでいる。

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