金沢のテント
作家名(日) | ホルヘ・パルド |
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作家名(英) | Jorge PARDO |
制作年 | 2005 |
素材・技法 | 合板、テント地 |
サイズ | H534 × W1356 × D677cm |
著作権表示 | © Jorge PARDO |
収蔵年 | 2005 |
受入方法 | 購入 |
解説 | 1963年ハバナ(キューバ)生まれ、ロサンゼルス(米国)在住。 照明、建物の内装のようなインスタレーション、美術作品としての家など、建築デザインに近い領域で活動する美術作家。6才の時にアメリカ合衆国に移住。パサデナのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業以来、ミュンスター彫刻プロジェクトにて湖に巨大な木造の桟橋を建設するなど国際的に活躍。カラフルな色調、有機的な曲線と幾何学的パターンの反復、合板の多用を特徴とする。生活と美術の接点から、美術と世界を問い直す作品を制作する。 イヴェントや小さなパフォーマンス等に使える、屋外用の組立式仮設テント型美術作品。骨組みと床は、曲線で切り抜いた合板を組み合わせる構造になっている。その上を、花柄を施したベージュのテント地が覆う。花柄の位置の異なる、同一の形状のテント2点で構成される。中に入ると、テント地を透過した柔らかな光が、合板の有機的曲線と相まって、居心地のよい空間を生み出している。合板や有機的曲線の使用は、パルドが関心を寄せるカリフォルニアのミッドセンチュリー・モダンのデザインを想起させつつも、彼独自の表現を達成している。展示室に置くテント型の作品は2001年頃から制作し始めているが、屋外用テントとしては本作品が初めてである。 |