photo: NAKAMICHI Atsushi / Nacása & Partners
アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3
作家名(日) | フロリアン・クラール |
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作家名(英) | Florian CLAAR |
制作年 | 2004 |
素材・技法 | アルミニウム、ポリ塩化ビニル、コンクリート |
サイズ | H96.5 × W56 × D55cm、H101 × W56 × D58.5cm、H110 × W56 × D57cm、H111 × W68.5 × D58.5cm、H113 × W56 × D58.5cm、H122 × W68.5 × D63.5cm、H124 × W56 × D57cm、H131 × W68.5 × D63.5cm、H131 × W68.5 × D63.5cm、H138 × W68.5 × D63.5cm、H138 × W68.5 × D63.5cm、H142 × W68.5 × D63.5cm |
著作権表示 | © Florian CLAAR |
収蔵年 | 2004 |
受入方法 | 購入 |
解説 | 1968年シュトゥットガルト(ドイツ)生まれ、神奈川県(日本)在住。 音を利用した立体作品や、波のデジタル解析データをもとにした作品を制作。1992年にバート・カンシュタット市建築アートコンペティションにて大賞受賞の他、1998年には東京野外彫刻展にて大賞を受賞するなど、公共彫刻を数多く手掛けてきた。立体作品とCG画像を組み合わせることによって、風景に潜む幾何学的構造を知覚させる作品や、テクノロジーが風景にどのような変化を及ぼしているかを検証する作品を発表している。 金沢21世紀美術館の建物を取り囲む芝生に設置された、12個のチューバ状に開いた筒。地中を通る管が2個の筒を繋ぎ伝声管の役割を果たす。このペアは必ずしも隣接する筒ではなく、遠く離れたところへ声を伝え、思わぬ声が聞こえてくる。音声はきわめて明瞭で、互いに会話ができる。きわめて単純な構造だが、この仕組みによって、音が迷宮に彷徨うかのような風景が立ち現れる。ドイツ語の作品タイトルの意味は、「音のフィールド」である。本作品は、制作活動の初期から、音が持つ可能性を追求してきたクラールの代表作である。 |