photo: SAIKI Taku

エステティック・ポリューション

作家名(日)椿昇
作家名(英)TSUBAKI Noboru
制作年1990
素材・技法発泡ウレタン、粘土、木(ヤナギ)、塗料他
サイズH290 × W360 × D270cm
著作権表示© TSUBAKI Noboru
収蔵年2004(作品購入年月日:2004/03/31)
受入方法購入
解説1953年京都府(日本)生まれ、兵庫県在住。

長年高校での教師を続けながらアーティストとして活動していた経歴を持ち、大阪、神戸、名古屋の画廊で個展を重ねる。1989年にアメリカを巡回した「アゲインスト・ネイチャー展」に、オーガニックで黄色い悪魔的な作品を出品して話題をさらった。以後、海外展での経歴を重ね、2001年の横浜トリエンナーレではインター・コンチネンタル・ホテルの壁面にバッタを象ったバルーン作品を設置して話題を呼んだ。

「アゲインスト・ネイチャー展」に出品され話題を呼んだ《フレッシュ・ガソリン》(1989年)の対の作品として制作発表された。タイトルの直訳は「美学汚染」という意味になる。それはこの作品の制作当時、作家が美術批評家・評論家に不信感を抱いていたことに起因する。外見は臓器や謎の海中生物のようにも見えるが、実際には、ある形を作り上げようとしてできた物ではなく、「自分の部屋の形に合わせて…蜂が巣を作る」ようにできた形であった。日常生活が営まれている場所で、コンパネ、石膏、油粘土、車塗装用塗料など身近に手に入る素材を用いながら生まれた非日常的な形体である。

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