photo: © KIOKU Keizo
La situazione antispettiva(反視的状況)
作家名(日) | オラファー・エリアソン |
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作家名(英) | Olafur ELIASSON |
制作年 | 2003 |
素材・技法 | ステンレス・スチール、ステンレス・スチール・ミラー |
サイズ | W1500 × φ500cm |
著作権表示 | © Olafur ELIASSON |
収蔵年 | 2004(作品購入年月日:2004/03/31) |
受入方法 | 購入 |
解説 | 1967年コペンハーゲン(デンマーク)生まれ、ベルリン(ドイツ)在住。 光、水、色、鏡などを使い、人間が目に見える現象をどのように認識するかということに関心を抱き、その認識がどのように形成されるかという過程を探求する作品で知られている。眼前の現象がどのように作り出されているかについては包み隠すところはなく、多くの作品は、科学的な知覚認知の仕組みを問うというよりは、純粋に見る楽しみと喜びを感じさせるものである。巨大なプロジェクトにも積極的に取り組み、建築との関わりも重要な観点のひとつとしている。 《La situazione antispettiva (反視的状況)》は多面体や螺旋形といった幾何学的形体の集積によって、有機的形体に近づく過程を表した作品である。内部は鏡面仕上げで、多面に映り込む像が万華鏡のように散りばめられる。《カラー・アクティヴィティ・ハウス》は3色のガラスが互いに少しずつ交差して円形を成す彫刻作品。美術館の円い建物に対して衛星の関係にあることが意図されている。色付きのガラスで囲まれた空間を行き来する身体の行為が、見ることと直接連動する作品である。夜間にはガラスに囲まれた中央のライトが光を放ち、色付きの灯台のように見える。《水の彩るあなたの水平線》は、水を張った円形の器の中央にHMIランプとプリズムが置かれ、踏み板と直結するハンマーが器の底を叩くと波紋が広がるという作品である。プリズムを通した光が水の揺れによって、暗くした展示室の壁に虹の帯を作り出すというインタラクティブの仕掛けを持つ。行為の介入によって作品全体に変化を起こすというエリアソンの作品の特徴を示している。 |