紺糸威最上胴具足

★資料登録番号30795
収蔵施設名岩手県立博物館
サイズ総高132.0cm 胴高38.0cm 16㎏
公開解説盛岡藩主 南部利幹(なんぶとしもと)(在位1708~25)が着用した鎧兜です。
 兜は、62枚の鉄板をつなぎ合わせた六十二間筋兜(すじかぶと)と呼ばれる作りで、裏に「明珍紀宗盛(みょうちんきのむねもり)(花押(かおう))以盛岡産鐵鑛作之(もりおかさんてっこうをもってつくる)」と銘があります。鎧も含め、使用されている鉄材料はすべて岩手県産と考えられており、伝来、材質ともに郷土の遺産として貴重な資料です。鉄の鍛えもよく、重厚感があります。
 胴は、5枚の横長の鉄板を紺色の糸で縦に連結し、横を蝶番(ちょうつがい)で留めた最上胴(もがみどう)で、戦国時代に最上地方(山形県)で好まれたという形式です。堅固で鉄砲戦に対応できる一方、動きやすく着脱が容易で、小さく折りたたむことができ、輸送にも便利な実戦向きの鎧です。

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