紺紙金銀字交書一切経

★資料登録番号8508
収蔵施設名岩手県立博物館
サイズ縦24.2㎝ 全長898㎝
公開解説紺紙に金字と銀字で一行ずつ書き交えた一切経で、わが国の写経史上、類を見ない装飾一切経として国宝に指定されています。一切経とは、大蔵経(だいぞうきょう)ともいわれる仏教全書のことで、およそ五千三百巻に及ぶ膨大な経文です。手本となった経文は、宋の五台山から砂金十万五千両を投じて輸入したと伝えられています。中尊寺経蔵文書から、自在房蓮光(じざいぼうれんこう)の監督のもと、永久5年(1117)から8年間、およそ二千人の僧侶によって作られたと推定されています。金色堂落成の2年後、完成した五千三百巻もの紺紙金銀字交書一切経は新造なった経蔵に納められ、自在坊蓮光はその功により初代経蔵別当に任じられました。藤原清衡の強い信仰心と、奥州藤原氏の経済力と平泉文化の水準の高さを示す経典です。

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