ナイフ形石器

★資料登録番号26IDM-A-33
収蔵施設名岩手県立博物館
公開解説名前のとおりナイフとして、また柄に装着して槍先として使用したものと考えられています。石刃(別項参照)を素材として、縁辺の一部に刃つぶし加工を施して持ち手の部分を作り出しています。刃は石刃自体の鋭利な縁辺をそのまま用いているため、無加工です。この資料の場合、写真下側が刃潰し加工の施された持ち手部分で、右側から上部にかけての無加工な部分が刃となります。後期旧石器時代(約30,000~12,000年前)を代表する石器で、これを製作・使用していた文化を「ナイフ形石器文化」と呼びます。日本列島全域で見つかる石器ですが、地域によって全体の形、刃や刃つぶしの位置に違いが見られ、それぞれに「●●型」という型式名が付けられています。これはそのまま各地域で発達した文化の違いと捉えられるのです。

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