続縄文土器(後北C2・D式)

★資料登録番号26IDM-A-8
収蔵施設名岩手県立博物館
公開解説稲作を伴う弥生文化は弥生時代前半には、東北地方北部にも達し、「弥生時代」「弥生式土器」が成立したと評価されます。しかし北海道には稲作を伴う文化は波及せず、縄文時代以来の文化を引き継いだ生活形態が続いていました。この時代の北海道の時期区分を「続縄文時代」とし、使用されている土器を「続縄文土器」と称しています。続縄文時代は本州の弥生時代から古墳時代までの年代に相当しますが、このうち、弥生時代の終わり頃に相当する3世紀頃の「続縄文土器」が東北地方全域で見つかっています。軽米町大日向遺跡の「続縄文土器」もこの時期のもので北海道の土器編年「後北C2・D式」に相当するものです。帯状に施された縄文、刺突文で文様が構成され、さらに赤色の顔料を塗って土器が飾られています。 東北地方各地での、後北C2・D式土器の出土は、弥生時代の終わり頃に北海道からの強い文化的影響があったことを物語っています。

PageTop