弥生前期(遠賀川系土器)

★資料登録番号26IDM-A-7
収蔵施設名岩手県立博物館
公開解説岩手県の弥生時代の土器は、縄文や複雑な沈線が施された縄文土器の系譜を引き継いだものが多いのですが、中には西日本の弥生式土器と共通する簡素な文様の土器も存在します。「遠賀川系土器」はその代表的なものです。 「遠賀川系土器」は九州から西日本に分布する弥生式土器「遠賀川式土器」と共通する要素を持つ土器です。「遠賀川式土器」は弥生時代前半の西日本で稲作を営んだ人々が使用していた土器で、稲作文化の存在を示す指標ともなる土器です。東北地方で出土する「遠賀川系土器」は稲作技術と共に西日本から伝わってきたものと理解され、西日本と共通する弥生文化が東北地方にも及んでいたことの証拠となります。

PageTop