手動式洗濯機

★資料登録番号40220
収蔵施設名岩手県立博物館
公開解説国産第一号の電気洗濯機は、昭和5年(1930)に芝浦製作所(現東芝)から発売されました。やがて日本は太平洋戦争を迎えることとなり、戦中洗濯機を含む家庭用電気製品はぜいたく品として製造・販売が中止されていました。戦後、「三種の神器」の一つとしてうたわれた電気洗濯機が普及するまでの過渡期において、比較的安価かつ容易に選択ができる道具として使用されたのが手動式洗濯器です。衣類を洗剤・お湯とともに密封し、本体に付随する取手を持ち、振動させます。内部の空気が膨張することにより発生した圧力で洗剤を浸透させる仕組みです。濯ぎと脱水機能は伴っていませんでした。昭和30年代の極めて短い期間に製造・販売されました。同様の仕組みによる手動式洗濯機のうち、ハンドルにより回転させる球体上のタイプのものは現在も製造・販売されており、電気を使わないエコな商品、あるいは防災グッズとしても評価されています。

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