個人用電気冷蔵庫

★資料登録番号98553
収蔵施設名岩手県立博物館
公開解説この資料は昭和45年(1970)、東京都秋葉原にて30,000で購入された個人用冷蔵庫です。昭和45年は「人類の進歩と調和」をテーマにした日本万国博覧会に国中が沸き、本県においても総力をあげた一大イベントである岩手国体が開催された年に当たります。かつて「三種の神器」とうたわれた家庭用電気製品も、この頃には各家庭におおむね普及し、消費の主体は家庭から個人に移り変わろうとしていました。さらに昭和48年(1973)と54年(1979)に起きた二度のオイルショックを受け、日本経済は大きく転換します。省エネ・省資源という、現代の「エコ」(エコロジー)につながる新しい流れが生まれる一方、それにより個人の価値観も多様化し、消費の個人化が一層進んでいきます。こうした流れの中で、昭和時代が終わる頃には大衆にかわって「分衆」という言葉までもが登場し、20世紀に登場した「大衆文化」は大きな変質を果たすことになります。

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