捩文鏡

資料名(ヨミ)ネジモンキョウ
遺跡五所四反田遺跡
時代・時期古墳時代中期
解説 直径7.1cm、厚さ2mm前後、重さ60.2gの小型の青銅鏡です。
中国製の鏡を模倣して国内で鋳造されたもので、鏡背面に小さな勾玉のような文様が配置されています。
 この鏡は五所小学校の校舎の下を発掘調査した際に溝跡から出土しました。地下水位の高い場所で外気に触れることがなかったため、発見された直後は1500年近く前の輝きを保ったままでした。
 同じ溝跡からは大量の土器や、農業土木具である木製品が見つかっており、周辺に古墳時代の有力者が存在した可能性を予感させます。

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