花束 (右)

作家本郷 新 ホンゴウ シン
制作年1971年
材質、技法(形状)ブロンズ
作品寸 (縦、cm)88
作品寸法 (横、cm)29
作品寸 (奥行、cm)31
作品識別番号Ⅰ-996-1
公開解説 この作品は、1972年札幌冬季オリンピック開催記念として、真駒内五輪大橋に設置するために構想されました。オリンピック期間中には、「花束」の二人の少女像は、橋を渡って行進する選手を出迎えるとういう大役を果たしました。
 二人の少女のスカートの三角錐の角度と向きは、それぞれ異なっています。これは、前からの風と後ろからの風が二人のスカートの裾を翻しているさまを視覚化して、橋の下の豊平川の川面を渡る風を観る人に感じてもらうための、本郷の工夫でした。
 今日、当館の庭の芝生の上の少女たちの像は、庭園の木々の緑を洗う爽やかな風を受けながら、美術館を訪れる人々を迎え入れてくれています。

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