鸞輿巡幸図

資料番号AR-XX-000343
数量1幅
大分類美術工芸
年代近世
資料名よみらんよじゅんこうず
作者・産地名学僊謹図[印][印](大庭学僊)
制作年代19世紀、江戸時代
年月日(安政五年以前)
西暦年~1858
材質・技法・形状絹本、着色、掛幅
高さ/たて(cm)53.50
巾/よこ(cm)116.50
資料解説幕末の萩城下中心部を描いた図。徳山出身の絵師大庭学僊の作。図中央をやや斜めに横切るのが「御成道」と称されるメインストリートで、豪壮な町屋とそこでの商い、町人のくらしなどが描かれる。また、城下や周辺部の各種祭礼行列(御神幸)がいちどきに繰り出すという架空の設定ではあるが、行列自体は「城下二大祭礼」と称される住吉祭りや天神祭りなど、今日に伝えられるものも多い。美術的にはもちろん、幕末当時の萩城下の様子をよく伝えており、歴史・民俗資料としても貴重である。

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