伊藤博文肖像

資料番号HL-XX-000020
数量1面
大分類歴史
年代近代
資料名よみいとうひろぶみしょうぞう
成立年代20世紀、明治時代
年月日明治四十二年十一月十五日成
西暦年1909
材質・技法・形状紙本、素描、額
高さ/たて(cm)60.50
巾/よこ(cm)44.90
作成者(差出)阿部無底
資料解説晩年の伊藤博文を描いた肖像画。伊藤博文(1841~1909)は松下村塾に学び、英国密航留学を経て倒幕運動に奔走。初代内閣総理大臣となり、明治憲法の制定に尽力した。この肖像は裏面の書き込みにより明治42年(1909)11月25日の作であることがわかる。伊藤は同年10月26日、日露関係の調整をかねて満州を視察中、ハルビン駅頭で韓国人の安重根に暗殺されたばかりであった。この暗殺事件は、伊藤が日露戦争後の明治38年(1905)12月、初代韓国統監となって韓国併合への道をひらいたため、安重根ら韓国独立運動の従事者から反感を買ったことが原因とされる。

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