飛弾街道図巻

資料ID945
資料名(ふりがな)ひだかいどうずかん
分野歴史
年代江戸時代末頃
解説文又は共通解説文本品は、江戸時代後期に信州上田から上高地を通り、中尾峠から飛騨に入り、栃尾、舟津(現神岡町)を抜けて富山口留番所までの飛騨街道筋を描いた絵巻です。山々の間を縫うように作られた細い道と道沿いの小さな宿、それらと対照的に雄大で迫力ある山河など、飛騨の深山幽谷の様をよく伝えています。 本品を描いたのは金沢藩士・河島柳一(1803~1868)で、跋文より天保13年(1842)に飛騨街道を跋渉した際の景色を描いたものであることが分かります。飛騨街道を描いた資料は大変数が少なく、貴重な資料です。 

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