引札 大垣 藤田屋音作

資料ID583
分野歴史
年代明治後期
指定なし
解説文又は共通解説文引札は、現在のちらしや広告に相当するもので、幕末からその存在はあったものの、盛んになったのは明治になってからです。明治初期は単色でありましたが、中期以降多色刷りとなり、図柄も文明開化を思わせる華やかなものとなりました。本品は、大垣の酒、味噌、醤油等を扱う藤田屋音作商店の発行した引札で、明治末期の商い慣行と一般庶民の生活ぶりがしのばれます。

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