十六銅鐸
資料ID | 3756 |
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分野 | 考古 |
分野補 | 弥生時代 |
区分 | 実物 |
年代 | 弥生時代中期 |
県名 | 岐阜県 |
市町村名 | 大垣市 |
解説文又は共通解説文 | 十六銅鐸(じゅうろくどうたく)は、明治34年頃不破郡十六村字中林地内(現大垣市)で堤防を改修する際、水田下より出土したと伝えられています。銅鐸は弥生時代の祭りの道具で、もともとは内側につり下げた棒で打ち鳴らすものでしたが、次第に飾り置くものになっていきました。十六銅鐸は東海でも最古クラスの銅鐸です。内面下部に走る帯状の突起がよく潰れており、打ち鳴らしていたことがわかります。表面は全体が摩耗していますが、2箇所に動物を描いた陽刻がかすかに残っています。右上に見えるのは水鳥でしょう。左下に見えるのはカマキリか鹿のようです。昭和62年、岐阜県重要文化財に指定。高さ:257mm。 |