袈裟欅文銅鐸
資料ID | 3375 |
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分野 | 考古 |
分野補 | 弥生時代 |
区分 | 複製 |
年代 | 弥生時代 |
県名 | 岐阜県 |
市町村名 | 益田郡萩原町 |
解説文又は共通解説文 | 岐阜県では銅鐸は大垣市、可児市に各1個、岐阜市と萩原町上呂に各2個と合計6個発見されています。上呂のものは、昭和7年高山線の工事の時に龍泉寺境内の傾斜地の地下3mから掘り出されました。本資料はこのうち2号銅鐸で、高さ31.5cmの扁平鈕型式です。鋳上りがよく、文様も鮮明です。鰭(ひれ)上部に小型の耳飾りが付きます。鈕や鰭には鋸歯文がめぐらされ、身に六区画の袈裟襷(けさだすき)文が示されています。大きな特色としては、鋳造後に鈕から鰭にかけての縁端を鋸歯状に加工していることがあげられます。原資料は個人蔵。 |