三角縁神獣鏡

資料ID3355
分野考古
分野補古墳時代
区分実物
年代古墳時代
県名岐阜県
市町村名海津市南濃町
出所名又は地名円満寺山1号古墳
解説文又は共通解説文円満寺山1号古墳は、古墳時代前期の前方後円墳です。濃尾平野を西から見下ろす山の上に作られています。刀や鏃(やじり)、斧などの鉄製品、3枚の銅鏡が一緒に納められていました。この三画縁神獣鏡には、6つの突起の間にそれぞれ神が3体、龍が2体、博山炉1つが鋳(い)られています。博山炉とは、海に浮かぶ霊山を象(かたど)った香炉(こうろ)です。同じ鋳型もしくは同形の鋳型から作られた鏡は奈良県佐味田宝塚(さみだたからづか)古墳や広島県掛迫(かけさこ)6号古墳などで見つかっています。この鏡はそれらの中でも鋳型の傷が最も少なく、鋳造順序の早いものだと考えられています。径214mm。

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